カヌ−関連書籍・雑誌の紹介(99.6.20更新)


 私が自分でカヌ−やカヌ−パドルを作る過程で、参考にした雑誌や書籍を簡単な内容説明つき
で紹介します。書籍・雑誌の定価は私が買った時点でのものです。中には既に廃刊になってしま
ったものもありますが大きい図書館に行くと以外と残っていたりします。又、野田知佑氏を始め
とするアウトドアライタ−のカヌ−関連エッセ−集も紹介します。

 しばらく手を入れていなかったこのペ−ジですが97年3月9日に目次とカヌ−関連エッセ−・

紀行文の紹介の部分を追加しました。野田知佑氏のエッセー集他10点の書籍を紹介します。内
容の概略は一部しか書いていませんが再度読み返して徐々に加えて行きますのであしからずよろ
しく。
  • このペ−ジの目次
    1.カヌ−自作関連記事掲載雑誌とその内容
    2.船作りに関連する書籍とその内容
    3.カヌ−関連エッセ−・紀行文等の紹介

  • 1.カヌ−自作関連記事掲載雑誌とその内容

    8)OutodoorBOOKS16 キャンプ用品のDIY 1996年3月 山と渓谷社より発行 ¥1,600
      DIY作例集Part2-遊び道具編 
     ウッドカナディアンカヌ−・FRPカヤック
     
    ストリッププランキング工法によるウッドカナディアンカヌ−の自作の紹介記事が9ペ−ジ、FRPカヤックの自作記事の部分が4ペ−ジ写真入で紹介されています。カナディアンカヌ−の図面も載っており、内容は判りやすく親切です。木工や塗装に関する一般的なノウハウも載っており、最近発行されたもので入手も容易で重宝な雑誌と言えます。


    7)WoodenBoat No.108 1992年10月号 $4.5(仙台の丸善にて1,800円で購入)
      Building a Double-Bladed Paddle Using a luthier's skills
     ボ−ト、ヨット、カヌ−を始め果ては帆船まで木製の船なら世界中のどこへでも取材に行くという姿勢が感じられる木製の船作りを趣味とする人のための雑誌。その内容のクオリティの高さは定評がある。特集はダブルパドルの作り方だが楽器作りの職人のテクニックを応用している。シャフトの中央で分割しているがその繋ぎ方が良く見られるパイプによるものではなく、シャフトの端部をスカ−フ状に加工しロ−プを巻き付けて固定する方式であるのが面白い。


    6)暮らしの手帖 1969年(昭和44年) 何月号かは不明。

      カヌ−を作ろう

     福島實氏の指導による折りたたみできる木製フレ−ムをキャンパスで覆ったcanvas-coverd canoe、いまで言うところのファルトボ−ドの自作のすすめである。当時の金額で8,000円でパドルまで一式揃うというもの。

    5)手づくりライフ VOL.7 1977年6月号 (株)ラティス発行 ¥700

         3×6ベニヤ板3枚で カヌ−を作ってみよう

     私がまだ大学生の頃のD.I.Y.情報の月刊誌。この手の雑誌の走りかもしれません。今でも時々開いて参考にするほど記事の内容は充実している。特集記事は枚方市の西日本カヌ−普及協会 武田和忠氏による3mmと9mmの耐水ベニヤ板のみを使った一人乗りカヤックの自作講座。縮尺1/11の図面も付いているのでその気があればすぐにでも船作りにチャレンジできる。

    4)手づくり木工事典 No.14 1993年3月 婦人生活社より発行  ¥1,550

      大自然と遊ぼう 手づくりキットカヌ−に挑戦!

    (株)パパスデザインのカヌーキットを岐阜県高山市のネイチャークラフトクラブの飛騨工房で製作する過程の紹介記事。FRPコ−ティングの部分が写真入で詳しく述べられているのが役に立ちそうである。

    3)Outdoor  No.71 1989年春号 山と渓谷社発行 ¥880

      特別研究「大好きな釣りをするために、私が作ったウッドのカナディアン・カヌ−」

    松本市の富士弦楽器製造(株)大野氏によるカナディアンカヌ−自作過程の紹介特集。木工のプロが試行錯誤でトライしたカヌ−作りの記録。さすがにフォルムのきれいな船である。

    2)ウッディライフ No.42 1987年3月号 山と渓谷社発行 ¥1,500

     特集「僕たちは手づくりカヌ−に夢中!!」

     鶴岡市のプロのカヌービルダー高橋建三氏の工房紹介と氏の執筆による手づくりカヌーマニュアル(技術編)が簡潔で良くまとまっている。特集記事中に図面も掲載されており、カヌー自作志願者に非常に役に立つ情報満載である。


    1)BE-PAL VOL.82 1988年4月号 小学館発行 ¥290

     TOPICS「苦闘3カ月 手作りカヌ−進水」

     北海道上川郡東川町「カヌ−・テクニック・グッドマン」製の4,8mのカナディアンカヌ−の自作キットの製作過程の特集記事。私もこの記事に触発されてキットを購入し、この記事は自作中のバイブルとしてぼろぼろになるまで何回も読んだ。

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    2.船作りに関連する書籍とその内容

    5)強化プラスチック船の工法と応用 田中勤 著 (株)舵社発行
                         初版昭和51年4月 定価2,300円
     FRP工法による小型船の製造及び修理法について実に詳細に述べられた本。始めてFRPコーティングにトライするカヌ−次作者は一度は目を通しておきたい一冊である。

    4)ヨット・モ−タ−ボ−ト材料と構造 戸田孝昭 著 (株)舵社発行
                       初版昭和48年12月 定価1,957円 
     小型船舶を製造する上で必要とされる材料の物性及び加工のノウハウから道具類の使用法等に至るまで幅広く紹介された重宝な書籍である。

    3)新版 小型ヨット工作の実際 熊沢時寛 著 (株)舵社発行 
                       初版昭和60年5月 定価2,369円
    アマチュアヨットビルダーのための木製小型ヨット自作の手引書。初心者が船作りにトライするための細かい手順が丁寧に記述され、説明図もたくさん配置されているのでとても判りやすい。カヌ−を作る上でも大いに参考になる。

    2)The Stripper's Guide to Canoe-building  David Hazen著
         カリフォルニア州 TAMAL VISTA出版 仙台市の丸善より5,108円で購入
     細い帯状の長尺木材をあらかじめ作った型材に張り込んでいって船体を形作っていく方法(ストリッププランキング工法)の解説書。カナディアンカヌ−7種類及びカヤック2種類の原寸大型紙がついている。パドルの自作についても写真入りで解説している。
     洋書のため入手が少し厄介だが、カナディアンカヌ−を自作するための解説書としては最もお薦めな本である。

    1)新ヨット工作法 横山 晃著 (株)舵社発行 初版昭和4年3月 定価2,200円
    木製ヨットの自作の総合解説書。国内のアマチュアボ−トビルダ−のバイブル的な名著。

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    3.カヌ−関連エッセ−・紀行文等の紹介

    13)リアスの海辺から 畠山重篤著 文芸春秋社より1999年5月初版刊行 定価1,619円
     畠山氏の2冊目のエッセ−。




    1999年6月6日の第11回森は海の恋人植樹祭に参加した時に購入し畠山氏にサインを頂いた。
     

    12)ハーモニカとカヌー 野田知佑著 「こぎおろしエッセ−」第7弾
        小学館より刊行 初版1999年5月 1,400円で購入

     

    11)森は海の恋人 畠山重篤著 北斗出版より1994年10月初版刊行 定価2,000円
     宮城県最北の町、本吉郡唐桑町で牡蛎養殖業を営む畠山氏は海の豊かさは森の恵みであるとの実体験に基づき自ら上流の森に広葉樹を植える活動を実践している。
     

    10)川からの眺め 野田知佑著 ブロンズ新社より1992年4月初版刊行 定価1,100円

     

    9)北の川から 野田知佑著 『のんびり行こうぜ』こぎおろしエッセ−第5弾
        小学館より刊行 初版1994年5月 1,400円で購入

     

    8)北極海へ あめんぼ号マッケンジ−を下る 野田知佑著 
         文芸春秋社より刊行 初版1987年4月 950円で購入

     

    7)全アマゾン下り 水源から河口まで ジョ−・ケイン著 池田比佐子訳
         心交社より刊行 初版1990年11月 1,648円で購入

     

    6)息子とカヌ−  ドン.スタ−ケル著 吉川俊二訳
         冬樹社より上中下3刊に分けて刊行 上刊初版1989年9月 各刊1,200円で購入


     

    5)さらば日本の川よ 野田知佑著 思想の科学社 初版第三刷1995年12月 定価 1,500円

     

    4)川へふたたび  野田知佑著 小学館ライブラリ− 初版1993年8月 定価 760円

     

    3)川を下って都会の中へ  野田知佑著 新潮文庫 文庫初版平成3年11月 定価 400円

     小学館のアウトドア総合情報誌『BE-PAL』に連載された野田知佑氏のエッセ−をまとめた本。『のんびり行こうぜ』に続くこぎおろしエッセ−の第2弾。

    2)宇宙船とカヌ−  K.ブラウワ−著 芹沢高志訳
         ちくま文庫 ちくま書房より出版 初版1988年6月 660円で購入

     アラスカンエスキモ−の伝統的カヤックであるバイダルカを現代のテクノロジ−で蘇らせたジョ−ジダイソンと世界的物理学者である彼の父との葛藤をリアルに表した評伝。
     私が所有している本は中ほどの10数ペ−ジが上下逆に製本されている稀少本である。

    1)日本の川を旅する 野田知佑著 新潮文庫 文庫初版昭和60年7月 定価不明
     川下りカヌ−イストのバイブルとも言えるエッセー集。今や古典と言ってもいいかも知れないが、そんな評価は恐らく著者の野田氏が嫌うだろう。ハ−ドカバ−の初版は昭和57年4月に日本交通公社から刊行されている。野田氏が自らファルトボ−トによって下った日本の良き川とその流域に住む人々とのふれ合いを綴っている。
     私が再度川に目を向け、子供の頃からの夢の一つだった自分の船を持つ決意を固めるきっかけとなった本である。


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